今日の哲学カフェ 「期待」
何も信じないという態度は、何も期待しないようにしていることじゃないかとキックオフ。
期待と信じるのセットから、他の言葉が出てくる。予想、依存、圧力。期待というものと現在の間に横たわるプロセスのありようと考え分けられないかと?
(期待と依存や圧力、利用みたいなことで考えるに、相手への期待にリスペクトがあるかどうかという観点が帰宅中に生まれる。期待ありきで、あとは関係性の問題なんだがな)
自分への期待があるか否かで分かれるのはおもしろい。
私は自分への期待というのが基本にあると思うが、自己の未来にどんな言葉をつけるのかが、ひとにより違う。なぜか意思という言葉が出なかったなあ。
世界に期待しない、世界から期待されない、これは最大の絶望。コロナ禍の自殺はそれではないのか。
ハイデガーの非本来的決意性。期待が可能性と地続きであるかどうかではないか?これは生活上考えの軸になりうる。